「ものが売れない」「作るものがない」「日本ではもういるものと作るものがない」
・・・ というのは本当でしょうか?
本当は必要なものや必要とされているものが、生み出せないだけではないでしょうか?
残念なことに今、日本では新しい価値や豊かさ、ものやサービス、を生み出せなくなっていたり、どっちが勝つとどっちがかが負ける、これが繰り返されて買いたたきのパワーゲームや凹ましあいばかりが目立っています。
地域間で見ても、限られたパイを奪いあい、どこかの地域で仕事をとれば、
どこかの仕事がなくなる、、こういったことを際限なく繰り返している現状があります。
デフレになったりするのもそんなところに原因があるとも思います。
しかし、社会や産業が必要としているニーズは本来多様で深いものであって、人々が必要とするものやサービスはまだまだ無尽蔵にあるはずです。
本来日本のものづくりの技術や到達点はそのようなものづくりや サービスの実現を可能にする力を持っています。
私たち諏訪バーチャル工業団地はそんな現状のなかから以下のようなことをビジョンとして持つようになりました。
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持たれあったり寄りかかっているのではなく、 |
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自分や地域のコアやアイデンティティーを持ち、自立すること。 |
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人と違うことを目指し、新しい価値や豊かさ・なかったものを生み出すこと。 |
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自分だけで出来なかったら、仲間と組んでそれぞれのコアをつないで、 |
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新しい価値を生み出すこと、それも連続的に。 |
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みんながそれで競争に勝てること、儲けること。 |
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へこましあいの競争ではなく、 価値を生み出していく競争であること。 |
日本には技術進化や良いものをどんどん安く作る世界的にも優れた「工業集積」があります。様々なネットワークが存在し、例えば開発型異業種交流や受注の仕組みや企業間ネットワークや企業グループや業界などを構成しています。
我々はこれに情報技術を付加していくことによって、新しい価値やものづくりサービ
スがどんどん生み出されていくことができる、新しい工業集積の仕組みを作ることが必要だと考えています。
いずれこういうものが集積された地域のブランド化も必要な時代になると考え様々な試行を繰り返しています。
これからのS-VIPにご期待ください。
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