マスコミに紹介された記事を一部掲載いたします。
2000年
日経メカニカル--2000年2月号】 →詳細
2001年
信濃毎日新聞--2001年1月20日】 →詳細
日本経済新聞--2001年2月16日】 →詳細
日経WebCOMPANY--2001年4月号】 →詳細
『小さな会社のIT活用法』 関 満博著--2001.5.2刊】 →詳細
飛躍する中小企業都市 −「岡谷モデル」の模索− 関 満博・辻田素子/編 --2001.6.10刊】 →詳細
日本経済新聞--2001年7月23日】 →詳細

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2000年
日経メカニカル--2000年2月号】 →詳細

ゆくゆくは、地域の横のつながりも深めていけたら、と考えています。例えば、飯田や伊那なんかにも、中小企業の集積がある。こうした地域と、諏訪地域の企業集積を全部まとめて、「天竜川沿いだから『ドラゴン・ヴァレー』と名づけてみたらどうだろう」「いや、それじゃ香港みたいだから、『フォッサマグナ・ヴァレー』はどうだ」なんて冗談混じりに仲間と話しているところです。

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2001年
信濃毎日新聞--2001年1月20日】 →詳細

『ドラゴンバレー』構築 南信の25メーカー連携 新ビジネス模索で きょう初会合

新しいビジネス展開を模索する南信地方の中小メーカー25社が20日、岡谷市に集まり、産業集積地のメリットを生かした新たな協力関係づくりを目指した活動をスタートさせる。一帯を天竜川をシンボルとした「ドラゴンバレー」ととらえ、諏訪地方と伊那谷の企業が連携した広域的な地域産業の姿を探る。
「ほぼ同時期にスタートした二社(ニオムネット、インダストリーネットワーク(株) )以外にも、新たなモノづくりのモデルを模索しているグループや企業、個人は多い。それぞれが何を目指し、どんな協力ができるかを話し合い、理念を共有することでビジネスチャンスを広げたい」
互いに1〜2時間ほどで行き来できる地の利を生かし会合を継続的に開催。電子メールなどで情報交換しながら会を組織化することも想定している。

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日本経済新聞--2001年2月16日】 →詳細

『ドラゴンバレー』形成へ 情報などを共有 地域超えて連携

中央道沿線の諏訪、飯田、甲府(山梨県)、多摩(東京都など)の各地域が連携し、情報やビジョンを共有する産業集積地域「ドラゴンバレー」を形成しようという機運が高まり、きょう16日、各地域の代表が集まって、岡谷市でパネルディスカッションを開く。
バーチャル工業団地のメンバーらの電子メールでの議論などから、中央道で結ばれた各地域がそれぞれの特色を生かしながら連携していく「ドラゴンバレー」構想が生まれた。
「各地域には高い技術やインフラが整っている。共有できるビジョンと、検討と議論ができる『場』があれば、新たなプロジェクトがどんどん生まれてくる可能性を秘めている」

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日経WebCOMPANY--2001年4月号】 →詳細

2001年1月 「ドラゴンバレー構想」発表

諏訪湖周辺と、飯田市など下伊那に至る一帯を天竜川にちなんで「ドラゴンバレー」と称し、ブランディング化して仕事の領域を拡大することを目指す。

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『小さな会社のIT活用法』 関 満博著--2001.5.2刊】 →詳細

2001年2月中旬、「e-ものづくり@岡谷」というイベントが長野県岡谷市で開催された。
岡谷では地域の小さな会社の後継者たちが「諏訪バーチャル工業団地」などの取り組みを重ねており、地域産業のIT化に積極的に取り組んでいる。この岡谷の若者たちが中心になり、中央道沿線の主要都市の若者たちに声をかけ、新たな地域間のネットワークを形成していこうというのである。私は「中央道沿線産業ネットワークの将来」と題するパネルディスカッションのコーディネーターをおおせつかったが、沿線の各地が頑張っている若者たちの発言は極めて興味深いものであった。

大橋俊夫氏(岡谷市)「インターネットを通じて新たな工業集積をつくる必要がある。力を結集して『新たな価値』をつくっていく。機は熟してきた。仕組みづくり、ビジョンづくり、その共有化が必要だ。地域の将来像を語っていくべき。われわれが切り開いている」
丹沢寛氏(甲府市)「元は電器店だった。環境問題から電気自動車に取り組む。ネットで岡谷を知り協力関係になった。岡谷は実に反応が良く、感動がある」
堀内ともき氏(岡谷市)「元々、東京の大手デザイン会社にいた。この地域との縁はなかった。展示会で長野のブースは賑やか。誘われて岡谷に定住した。何かが起こりそう。ワクワクする。地域のブランド化が必要では」
河西弘太郎氏(岡谷市)「CATVをやっているが、岡谷は97%の加入率。環境条件は整ってきた。ネットワークはコミュニティを創造するもの」
小池一義氏(飯田市)「飯田のパイだけでは行き詰まる。飯田になければ長野、日本、世界がある。ビジネスは対等であるべき。それぞれの地域にそれなりのネットができている。その上をどうするか。地域同士がまとまることを期待する」
小泉光世氏(岡谷市)「行政の立場から、中央道沿線の地域間連携に関心を抱いている。行政のあり方も検討中」
新川雅之氏(東京多摩地域)「首都圏西部でネットワークをつくっている。コミュニティの創造には求心力が必要。岡谷はリーダーの大橋氏が難しいことをいっても、皆がついていくところが興味深い」
小口裕司氏(岡谷市)「この地域、何かあるとゴソゴソ集まり、ワイワイガヤガヤでフットワークが良い。ポテンシャルが高まり、新しいモノが生まれることを確信している。場をつくっていく『勇気』が必要。その基盤がようやく見えてきた」

わずか2時間ほどのディスカッションであったが、パネラーの方々は、口々に「可能性」と「希望」を語るのであった。
すでに5〜6年の試行錯誤を積み重ねてきた岡谷には、不思議なエネルギーが渦巻き、それを一つの焦点としてさらに新たな地域間ネットワークにまとめ上げようとしている。今回のディスカッションはそうしたことを深く感じさせるものでもあった。
新たな可能性に目覚めた若者たちは、地域に対する「思い」を共有し、果敢に試行錯誤を重ねているのである。何度もいうようにITは目的ではない。私たちの目標とすべきは「私たちが豊かで、希望に満ちた暮らしを可能にしていく」ことにあろう。

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飛躍する中小企業都市 −「岡谷モデル」の模索− 関 満博・辻田素子/編 --2001.6.10刊】 →詳細

こうした中で、諏訪盆地を中心に、塩尻〜松本周辺、茅野〜富士見周辺、伊那〜駒ヶ根〜飯田周辺にかけての新たな求心力に富んだ技術集積が形成されていくことが期待される。このエリアは機械工業に関する中小企業がおよそ五千といわれ、それらが新たなネットワークを形成していくことは、エリアだけの問題ではなく、より広い範囲での意義を高めていくことになろう。2001年1月には、諏訪湖を源流とする天竜川流域を意識して「ドラゴンバレー」宣言を行うなど、新たなイメージが鮮明化されつつある。そうした求心力に富んだ、新たなネットーワーク型技術集積の形成に向けて、その指導的な位置にある岡谷の工業が一歩踏み込んで行くことが期待される。そして、このような新たな技術集積が形成されるならば、全国の地域産業振興、技術振興を願っている各地域に大きな勇気を与えることにもなろう。

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日本経済新聞--2001年7月23日】 →詳細

異業種交流も活発で、若手経営者グループが中心になり、諏訪湖岸から天竜川流域の伊那谷にかけて企業ネットワークを構築する「ドラゴンバレー構想」も動きだした。

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